Yamato

映画「男たちの大和」を見ました。

敗戦が60年にもなって、この映画は戦争をどういう風に描くか、興味がありました。実は年末でも見に行く予定だったが、年末年始上映がしばらく中止し、子供映画に埋めたため、今日やっと時間が合わせられて、鑑賞ができました。

映画は老人の戦争の思い出-海軍少年兵の目で見た、戦艦「大和」乗艦から、撃沈までの記憶をまとめた感じ!

確かに戦艦「大和」の雄姿はすごい、悲劇な最期に涙もろい場面もあります。しかし、これは戦争の悲劇しか描いてない、なぜ悲惨な戦争に突入したか、本当の理由はほとんどの観客が分からないでしょう!

 

日本は、日清戦争から、太平洋戦争まで、5年ないし10年は外国に対して一度大戦争を仕掛けた。戦争する度に、相手を撃ち破り、領土と植民地が拡大し、相手国の資源と賠償金を手に入れ、工業、商業は発展し、さらに軍備を増強する、そしてまた戦争に出るの循環になっている。

たとえば日清戦争において、「睦奥宗光」「川上操六」の両名が天皇も政治も無視して、どんどん事を進めてしまったらしい。結果的に戦勝し、その「睦奥宗光」氏は、国家歳入八千万円なのに、三億五千万円の賠償金が手に入れ、政府も個人の大変裕福と感じたと得意を洩らしたらしい!歳入年間5%安定上昇で計算するなら、国家財政一気に30年も先に進みました。そのほか、朝鮮と台湾を植民地として、安い食糧生産地など、沢山利益を得ました。逆に中国は欧州諸国に借金で賠償金に当てて、その負担は結果的に普通民衆分配され、経済は破綻し、民衆は長年重税で苦しむことになって、内乱、革命でさらに大出血に落ちだ。

ただ数ヶ月の戦争で、厖大な相手国の資源と賠償金を手に入れた。国が繁栄し、領土と植民地が拡大、工業、商業は発展すれば、当然一般国民にも利益分売されて、戦勝国国民として、福利厚生、植民地での特権などなど、豊がもたらした。その旨みは、政府から、個人まで味わって、戦争反対の声が、ほとんどなく、ますます暴走する。拡張する「大東亜共栄圏」は、どうとアメリカの国益と衝突し、太平洋戦争へ突入した。

戦艦「大和」は、日清戦争、日露戦争戦勝で、味わった旨みから、野望がエスカレートの産物でした。世界一の大砲巨船ー戦艦「大和」作って、さらに他人に国を次々と制約するだろうと妄想した。しかしそのころ本当の海戦の主役は、機動部隊ー空母に移行した。

太平洋戦争開戦当時、その戦艦「大和」は、指揮官の旗艦として、戦場から遠く離れた太平洋上展開し、司令官が攻撃命令を下した!所属の機動部隊ー空母6隻から飛び上がった日本海軍の数百機のゼロ戦など、アメリカ海軍基地の真珠湾を攻撃した。多数アメリカの戦闘機地面で破壊され、やっと飛び上がったものはすぐに撃墜され、停泊中の戦艦も殆ど撃沈された。多数の人命が失い(空母として、海戦の主役の地位が確立した時だった)。アメリカ人にとって、悲劇な戦争スタートだった。 「個人主義」アメリカは時宜に降参すると妄想した。

しかしその後のミドルウェイ海戦で、戦艦「大和」など、大事に温存するため、主力空母4隻の防衛が手薄い、一気に撃沈され、戦艦「大和」もはや海に浮かぶ豪華ホテルに過ぎない、制海権、制空権失い、撃沈するまで、贅沢な指揮官の旗艦としてのみ、活躍していた!その巨砲は、敵艦へ発射して、被害を与えたことがなかったと思います(多分一度は、遠方のアメリカ軽空母を貫通したぐらい)。

「大和」級戦艦の二番艦「武蔵」は、同じ運命で、早期爆沈された。「大和」級三番艦は、建造途中、もう戦艦出番がないとようやく分かって、空母「信濃」へ改造するが、また建造中、内装のため移動の途中、アメリカの潜水艦に撃沈された。

巨額の国費で作った戦艦「大和」は、戦争の最後まで温存されたが、沖縄戦(日本本土攻撃視され、それまでの戦争は他人の国で行った)始まると、さすが日本の内海に隠ればかりでは、面子がないから、特攻戦艦として、出されました!防空ための改造に、針ねずみ見たいに高射砲大量に装備された(そのため乗員は多いらしい)にも関わらず、撃沈された。

この映画は、壮大な叙事詩が、空前絶後のスケールで、戦後60年記念作品として戦艦「大和」の雄姿再現のために、等身大戦艦セットまで作ったけど、戦艦「大和」模型の宣伝に過ぎないでしょう。 戦艦「大和」、そして乗っていた男たちは、なぜ「玉砕」したか? 誰にも責任がわからないまま、終わりました!スクリプトには「破れて成長する」らしき言葉あるから、その意味で宿命かな!

日本のメディアでは、アメリカから原爆落とされた被害者、この「男たちの大和」も日本は戦争の被害者の色だけは見えるけど。若い世代からみると、もしかして、アメリカ虐めっ子にいじめられてばかりために、かれら犠牲になったと思うかもしれません。

しかし日本はそれ以上にアジアの国々に加害したことは忘れてはならない!その加害者の指導者たちはまた英雄として、日本の隅々なところに祭れている。考え見れば、日本人にとって、彼らは確かに「英雄」です!黒船来航ころ貧しいの日本を数十年間で、米英と肩を並ぶ、アジア唯一そして世界で最後の帝国主義の国に仕立てました。

ネットで「男たちの大和」をキーに検索したら「今の繁栄があるのは当時の人が必死に戦ってくれたただから、よう考えなさい!」という説が、あるようです!

なるほどね! それまでの40年間、海外で戦争し、他人の国を略奪し、壊滅し、戦勝し、繁栄した!今度敗戦しないと、それ以上繁栄できないなんだ!戦勝も繁栄、敗戦も繁栄、確かに日本はいま繁栄の絶好調、大和民族の強さに感心します!しかしその数々の戦争で、多大な犠牲が払って、繁栄のチャンスを奪われたアジアの国々と人々は日本をどう思いますね?

参考:

男たちの大和/YAMATO」

天皇の戦争責任 ~ 歴史と法と宗教と ~

 

Yamato Drama | March 21, 2006 (Japan) 6.9
Director: Jun'ya SatôWriter: Jun'ya SatôStars: Shidô Nakamura, Takashi Sorimachi, Kyôka SuzukiSummary: Japanese big-boat WWII drama "Yamato" surges with patriotism, sentiment and gore but is unlikely to hit many targets outside Nipponese waters. A combo of "Titanic" and "Pearl Harbor," blockbuster garnered strong local biz during the winter after a slow pre-Christmas launch. Centering on the wartime exploits of the largest naval vessel ever, yarn will appeal to military buffs and Asia completists, and the bloody finale, reminiscent of the opening reels of "Saving Private Ryan," is gruelingly impressive. ?Variety.com